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博多区のマリンホテルをリニューアル 九州不動産管理センター
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自社ブランドに名称変更
事業用不動産売買の㈱九州不動産管理センター(福岡市中央区天神4丁目、大重勲社長)は12月4日、博多区築港本町の博多マリンホテルをリニューアルオープンした。
今年3月に取得した同ホテルを同社のプライベートブランドである「KASANE」シリーズにし、ホテル名を「THE HOTELS HAKATA BAYSIDE KASANE」に変更した。場所は通称・那の津通り沿い、「対馬小路」交差点の北側。以前と同様、建物は鉄筋コンクリート造の6階建てで、延べ床面積約1000㎡。1階はエントランス、2階が受付やラウンジ、厨房など。3~6階が各階11室の総客室数44室(ダブル32室、ツイン12室)。床や壁のクロス、フローリング、ベッドなどを新調のほか、バス、洗面台などの水廻りも改装。内装のコンセプトはシックな和モダンを演出したという。ホテル周辺の福岡サンパレスを訪れる日本人のイベント客や、訪日外国人の集客を見込み、客単価7000円台に設定している。改装後の稼働率は80%台を目標とする。オープン後は12月1日付で設立した宿泊施設管理の㈱KASANE(同所、大重文子社長)が、支配人含めスタッフ10人体制で運営する方針。大重社長は「当ブランドとしては初であり、来年から着手するホテル開発の足がかりとしたい」と話している。
九州不動産管理センターは1998年12月設立。資本金1億円。従業員4人。事業用不動産売買を主力に、来年から自社ブランドをもとにホテル開発を進めていく。2019年11月期の売上高は前期比15%増の42億円。
大重社長は大分県宇佐市出身。1942年12月25日生まれの76歳。長崎大学経済学部出身。趣味は仕事。
2019年12月10日発行