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博多区にIT特化型就労移行支援事業所 東京のアーネスト


RPA関連プログラムなど実施

Web、IT分野に特化した障がい者の就労移行支援を手掛ける㈱アーネスト(東京都港区、水野聰社長)は9月1日、福岡市博多区古門戸町にWeb・IT特化型就労移行支援事業所を開設した。
場所は、昭和通り沿い、ホテルオークラ福岡北側のKSコモンドビル5階。面積は約100㎡。事業所名は「アーネストキャリア中洲川端駅前」。東京2カ所、横浜1カ所に次ぐ全国4事業所目。定員は20人。就労移行支援とは、一般企業に就職を目指す障がい者に対し、就労に必要な知識・能力の向上を目的とした訓練や準備、就職活動支援、就職後の職場定着支援などを行う事業で、同事業所ではWebやIT分野に特化した支援を手掛けている。
また、同社ではロボットで業務を自動化するRPAにおいて、関連事業で実績のある㈱RPA NEXT(東京都千代田区)と提携。今夏から、自閉症スペクトラム障害やADHDなどの発達障がい者が持つ特性を生かしたRPAエンジニアの育成プログラムや修了生の紹介事業、採用を前提としたインターンシッププログラムなども開始しており、福岡市周辺でさらなる雇用拡大を見込んでいるという。
アーネストは2016年3月設立。資本金は5800万円。

2018年10月2日発行