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博多区に外国人向け長期滞在施設オープン 東京のBIJ SONYなど最先端IoT技術提供
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再生可能エネルギー事業などを手がける株式会社BIJ(東京都、木地貴雄社長)は8月上旬、福岡市博多区上川端に外国人が長期滞在するための3階建て宿泊施設をオープンする。
場所は上川端商店街内。外国では一般的だが国内では少ない、「ホステル」と呼ばれる素泊まりが基本の宿泊施設。客室や1階のダイニングカフェには九州大学のほか、ソニーなどの企業8社から提供された最先端のIoT(情報通信システム)デバイスを取り付ける「スマートホステル」がコンセプトで、利用者の声を企業側にフィードバックする。
「&AND HOSTEL」は鉄骨3階建てで、建設面積は381平方m。1階はダイニングカフェと客室、2階と3階は客室とIoTルーム。宿泊定員は48人。価格帯などは未定だが、一般的なホテルよりも価格を抑える。スマートフォンアプリなどを開発するand factory株式会社(東京都、小原崇社長)が運営・プロデュースし、地場旅行業の株式会社Free Spirit Japan(福岡市中央区天神1丁目、安河内浩之社長)も運営を手がける。同社では「IoTを駆使したスマートホステルは世界初の試み。宿泊施設としてだけでなく、IoTの新たなプラットフォームを構築したい」と話している。
BIJは2005年設立。資本金は7000万円。東証二部上場の株式会社インターアクション(東京都、木地英雄社長)の関連会社。