博多リバレイン２階にランドセル専門店　東京の中村鞄製作所

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週刊経済2023年2月14日発行

九州初の直営店

ランドセル製造・販売の㈲中村鞄製作所（東京都足立区、中村太光社長）は２月１日、博多リバレインモール（福岡市博多区下川端町）２階に新店舗をオープンした。
店名は「中村鞄製作所　福岡店」で、東京本店、東京銀座店に次ぐ全国３店舗目。博多と天神からもアクセスしやすい立地のため、リバレインに出店した。場所は２階の中央エスカレーター下り口近く。ランドセルは毎年モデルチェンジをしており、現在は来春入学予定の子ども向け５１種を展示、注文も開始した。工房の手づくりで素材の品質にこだわりながらも、メーカー直売で卸を介さない分、価格を抑えることができるのが特長。また近年は、小学校のタブレット導入などを背景に、通学時の荷物がより重くなっている。そこで、背あてや肩ベルトのクッションにＮＡＳＡ開発の低反発素材を使用しているなど、身体への負担を減らす機能も多く備える。店舗スタッフは５人で、営業時間は午前１０時～午後７時。来店は予約制（予約なしでも来店は可能だが、先客で待つ場合あり）。
中村徳光専務取締役は「予約制は感染予防のためだけでなく、ゆっくり快適に見られるように、質問なども多くしてもらいやすいようにするため。今後も、より良いものを作り、より良い接客やアフターサービスを提供していきたい」と話している。
同社は１９６０年創業。資本金９９０万円。