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博多リバレインモールに酒類販売店 ナガノ


週刊経済2024年9月4日発行号

3店舗目

酒類の卸売、販売などの㈱ナガノ(大牟田市正山町、永野哲志社長)は8月14日、福岡市博多区下川端町に酒類販売店をオープンした。
「有明海沿岸から新しい酒文化を」をコンセプトに卸売から酒類販売店拡大を強化しており、大牟田市、福岡市中央区白金1丁目に次ぐ3店舗目。場所は福岡市地下鉄空港線「中洲川端駅」直結の商業施設「博多リバレインモール」1階で、店名は「永野酒店 博多リバレイン店」。店舗面積は53㎡。有明海沿岸地域の酒蔵と共同開発したオリジナルブランドの日本酒「駒吉」(720ミリリットル、税込み1386円)や大牟田市産の上内みかんや有明産ノリなど15種類のボタニカルを漬け込んだジン「GINNY(ジニー)」(500ミリリットル、4840円)など酒類約100種のほか、「貝柱の洋風粕漬け」(918円)などつまみ6種そろえる。博多や天神エリアのビジネスマンや観光客をターゲットに、平均客単価は3千円を見込む。営業時間は午前10時~午後9時。また、店内には購入したお酒の持ち込みが可能な角打ちも併設しており、9人収容可能な立ち飲みスペースを置く。永野社長は「大牟田市で親しまれてきた地酒を多くの人に楽しんでほしい。今後は県外の出店も検討する」と話している。