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博多デイトスで個別店休制度の実証実験 JR博多シティ


週刊経済2024年1月2日、10日合併号

飲食ゾーン14店舗で実施

㈱JR博多シティ(福岡市博多区博多駅中央街、前田勇人社長)は1月から3月にかけて、博多デイトスの一部店舗で個別店休制度の実証実験に取り組む。
これまで同社では、働き方改革の一環で運営施設の休館日設定や営業時間の短縮を実施。アミュプラザ博多、アミュエスト、博多阪急では2022年から1月1日を休館日とし、23年から年間3日の休館日を設けている。博多デイトスは年中無休で運営しているが、施設の一斉休館でなく個別の店休日を設けることで、人材の確保・定着や、接客・サービスの向上を図る。実証実験の対象は博多デイトスの飲食ゾーン(博多のごはん処、博多ほろよい通り、博多めん街道)27店舗のうち14店舗で、各店舗が希望する日程で休日を設定する。
同社では「JR博多シティ内ですでに設定している休館日に対しては、心身のリフレッシュやワークライフバランスの充実に関して好評な反応をいただいている。実証実験の結果を踏まえて制度の改善や拡大を行うことで、さらなる働き方改革の推進を図りたい」としている。