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博多あまおう使用のいちご大福を発売 石村萬盛堂


週刊経済2023年1月11日発行(合併号)

4月までの限定で

菓子製造・販売業の㈱石村萬盛堂(福岡市博多区須崎町、川原武浩社長)は12月27日、季節限定品として県産イチゴ「博多あまおう」を使ったいちご大福を発売した。
同ブランドいちごの名産地として知られる八女地区で栽培され、12月の冬至の頃に流通する「一番果」を使用。縁起が良くげん担ぎにも好まれる年末年始の「初物」として売り出し、需要喚起につなげる。いちごは甘さ、香り、大きさを限定した一粒を丸ごと使用。こし餡とともに同社の看板商品である「塩豆大福」で培ったもちもちとした食感の求肥(ぎゅうひ)で包み込み、果汁のみずみずしさを引き出した。
価格は1個240円、6個入り1499円で、石村萬盛堂やお菓子のいしむら各店、善太郎商店で4月頃まで販売する。3月からはしろあんタイプの発売も予定している。