博多あまおう使用のいちご大福を発売　石村萬盛堂

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週刊経済2022年1月12日発行

４月上旬まで

菓子製造・販売業の㈱石村萬盛堂（福岡市博多区須崎町、川原武浩社長）は１２月２６日、季節限定品として県産イチゴ「博多あまおう」を使ったいちご大福を発売した。
同ブランドイチゴの名産地として知られる八女地区で栽培され、１２月の冬至の頃に流通する「一番果」を使用。縁起が良くげん担ぎにも好まれる年末年始の「初物」として売り出し、需要喚起につなげる。イチゴは甘さ、香り、大きさを限選した一粒を丸ごと使用。こし餡とともに同社の看板商品である「塩豆大福」で培ったもちもちとした食感の求肥（ぎゅうひ）で包み込み、果汁のみずみずしさを引き出したという。価格は１個２３０円、６個入１４４２円で、石村萬盛堂やお菓子のいしむら各店で４月上旬まで販売する。３月からはしろあんタイプの発売も予定している。