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博多、天神の両会場で開催 クリスマスマーケット実行委員会


週刊経済2022年11月8日発行

25日まで1カ月以上

クリスマスマーケット実行委員会(福岡市博多区、佐伯岳大実行委員長)は11月11日からJR博多駅の博多口広場で、18日から中央区天神1丁目の福岡市役所西側ふれあい広場で、欧州の冬の定番行事「クリスマスマーケット」を開催する。期間は両会場とも12月25日まで。
同祭はドイツで誕生したヨーロッパの冬の風物詩で、各都市の街の広場でクリスマスを準備するために開かれる催し。福岡では佐伯実行委員長が街を盛り上げようとJR九州など地元企業に働きかけ2013年に博多駅前会場でスタートし10周年になる。天神会場は15年から8回目。今年のテーマを「光と願い」とし、両会場それぞれで限定マグカップを提供。本場ドイツさながらの「ヒュッテ」と呼ばれる小屋でホットワインや軽食、菓子、クリスマスグッズなどを販売するほか、特設ステージでは音楽祭や協賛企業などによるイベントを随時実施する。コロナ禍により安全対策を考慮し、入場者は専用LINEアカウント登録や入場制限を設ける。時間は博多が平日午後4時45分~午後11時。土・日・祝正午~午後11時。天神が平日午後5時~午後10時。土・日・祝正午~午後11時。そのほか、エルガーラ・パサージュ広場でも実施し、期間中、博多区中洲地区でもイルミネーションを点灯する。2021年には福岡空港に広げ、今年は新たに天神中央公園が加わりクリスマス一色の装飾にする。佐伯氏は「2030年を目標に福岡の街をイルミネーションで染め〝世界一幸せなクリスマス〟となるような祭典を目指す」と話している。