博多、天神の両会場でクリスマスマーケット 　クリスマスマーケット実行委員会

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２５日まで

クリスマスマーケット実行委員会（福岡市博多区、佐伯岳大実行委員長）は１１月１３日からＪＲ博多駅の博多口広場で、２８日から中央区天神１丁目の福岡市役所西側ふれあい広場で、欧州の冬の定番行事といわれる「クリスマスマーケット」を開催する。期間は１２月２５日まで。
同祭はドイツで誕生したヨーロッパの冬の風物詩で、各都市の街の広場でクリスマスを準備するために開かれる催し。福岡では佐伯実行委員長が街を盛り上げようとＪＲ九州など地元企業に働きかけ、２０１３年に博多駅前会場でスタートし今年７回目。天神会場は１５年から５回目。両会場ともに昨年より１日早い開催になる。協賛数は２２０社以上年々増加しており、博多では３１店舗、天神は２３店舗が出展。本場ドイツさながらの「ヒュッテ」と呼ばれる小屋でホットワインや軽食、菓子、クリスマスグッズなどを販売するほか、特設ステージでは音楽祭や協賛企業によるイベントなどを随時実施する。昨年から博多大丸エルガーラ・パサージュ広場（天神１丁目）にも会場を広げ、今年は２７日から。また、２８日から新たにイムズ１階屋外イムズスクエア（同）でも同時開催し、ステージイベントほか、ホットワインは同所限定マグカップで提供する。
メイン会場となる博多・天神両会場では、博多人形師・中村信喬氏が手掛けた置物（１個２０１９円・税込）を１２月６日午後６時から限定３００個を販売。また、毎年デザインを変えて販売する数量限定のマグカップは黄緑、アングレカムの花をモチーフにし「いつまでもこの街とともに」を同祭のテーマに据えた。博多は平日が午後４時４５分〜午後１１時。金曜、祝日前が午後１１時３０分。天神は平日午後５時〜午後１０時、土・日、祝日は正午〜午後１０時。
佐伯実行委員長は「期間中登場するアーティスト数は１０００人以上。特に博多会場はステージの７割がオペラ。オリジナルエコバッグやアプリ、市内に約６０００台あるタクシーのうち６台を『サンタタクシー』としたクリスマス仕様のタクシーを走らせ特別感を演出するなど期間中盛り上げていく。福岡の冬の風物詩に根付かせ、全国に広げていく」と話している。

2019年11月19日発行