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単体営業収益は6・8%増の2519億7400万円 イオン九州中間期
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週刊経済2023年10月24日発行号
利益は過去最高に
イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)の8月連結中間決算は、売上高に賃料収入を加えた営業収益が2522億7800万円、経常利益は56億5900万円、利益面ではすべて過去最高となった。単体の営業収益は2519億7400万円で6・8%増、経常利益は59億1000万円で68・1%増だった。
新業態を展開するイオンウエルシア九州㈱を子会社化し、当期から連結決算になった。上期の業況は、物価上昇の一方で価格訴求や品ぞろえの強化、外出需要の高まり、店舗の新規出店・リニューアルなどで増収。加えて生産性向上の取り組みも奏功して売上総利益が7・4%増となり、営業利益は54億4500万円(単体前年同期比82・4%増)、当期純利益は38億6900万円(同61・3%増)となった。
業態別の売上高はスーパーマーケット・ディスカウントが1161億3100万円で7・6%増、GMSが1123億6200万円で6・9%増、ホームセンターが94億2500万円で0・6%増、その他事業が13億9300万円で1・9%増だった。
通期予想の修正はなく、連結では営業収益5 000億円、営業利益79億円、経常利益80億円、当期純利益43億円を見込む。単体では、営業収益は2・9%増の4985億円、営業利益は2%増の85億円、経常利益は2・6%減の86億円、当期純利益は0・6%増の47億円を見込んでいる。