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単体営業収益は5・1%増の5089億8700万円 イオン九州2月期


週刊経済2024年5月1日発行号

2期連続で過去最高業績に

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)の2月期単体決算は、売上高に賃料収入などを加えた営業収益が前期比5・1%増の5089億8700万円、経常利益は26・0%増の111億2700万円で売り上げ、利益ともに過去最高となった。
当期からイオンウエルシア九州㈱が連結対象となり連結売上高は5103億1700万円、営業利益は103億8200万円、経常利益は105億3900万円、当期純利益は70億2500万円。商品単価の上昇などで増収、利益も増収に加えテナントからの家賃収入改善などで大幅に増え、単体の営業利益は31・7%増の109億6900万円、当期純利益は57・0%増の73億3700万円だった。新規出店は小型店のマックスバリュエクスプレス3店舗、ドラッグストアとSMの融合店ウエルシアプラス5店舗で期末の店舗数は8店舗増え338店舗となった。
事業別の売上高は、SM(スーパーマーケット)・DS(ディスカウントストア)が6・0%増の2334億9900万円、GMS(総合スーパー)が5・0%増の2290億3500万円、HC(ホームセンター)は2・3%減の179億6600万円、サイクル、FC等のその他事業は13・7%増の28億1000万円となった。
今期の連結業績は、営業収益は4・6%増の5340億円、営業利益は2・1%増の106億円、経常利益は0・6%増の106億円、当期純利益は前期の繰延税金資産計上等の影響で27・4%減の51億円を見込む。