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南区高宮2丁目にカフェ 春日市の堀田奨さん


週刊経済2023年11月21日発行号

木~土の間借り営業

春日市の堀田奨さんは10月27日、福岡市南区高宮2丁目にパスタとサンドイッチを提供するカフェをオープンした。
店名は「madoka(マドカ)」。場所は西鉄バス停「高宮2丁目」そばの「ワインバル バリル」店舗内で、木曜から土曜日の午前9時~午後4時まで間借りで営業する。昨年まで東京で定食屋を営んでおり、福岡へ移り住んだのを機にオープンしたもので、幅広い時間帯に来店しやすいことを理由にカフェ業態にした。メニューのうち、パスタは店内のみの提供(午前11時~午後3時まで)でパンとサラダ付き(税込1100円)、パンとサラダ、ドリンク付き(同1300円~)をそろえ、味の種類は定期的に変更し、11月は「舞茸と鶏肉のクリームソース」と「秋茄子とベーコンのアマトリチャーナ」の2種類から選べる。サンドイッチは丸い形のパンに具を挟んでおり、種類は「ほうれん草とベーコン」(同380円)、「ローストポークとコールスロー」(同390円)、「タコとポテト」(同330円)など。フレンチトーストやドリンクなどもそろえる。平均客単価は1200円。ターゲット層は近隣住民など。以前、定食屋の店名を、食卓を囲む、一家だんらんなどを連想する一文字「円」で営業していたことから、今回は業態に合わせてローマ字にした。
堀田さんは「サンドイッチは味がおちないよう注文ごとに出来たてを作っており、具をしっかり詰めている点が特徴。口コミでおいしいと言ってもらえる人を増やしていきたい」と話している。
堀田さんは熊本県出身。1975年8月13日生まれの48歳。南山大学卒。長年飲食会社に勤めたのち、昨年独立して飲食店運営を始めた。趣味はサイクリング。