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南区野間3丁目に本社兼工場を移転 オザキプリーツ


週刊経済2021年12月14日発行

投資額は約1億2千万円

プリーツ加工のオザキプリーツ㈱(尾﨑義行社長)は11月3日、本社兼工場を福岡市中央区桜坂2丁目から同市南区野間3丁目に移転した。投資額は約1億2千万円。
特許技術で天然素材にプリーツ加工を施す「マックスプリーツ」のOEM製造を強化するため。場所は「福岡野間郵便局」南西側の5階建てオフィスビル。1~3階を工場、4階を事務所、5階を倉庫に改装した。敷地面積は460㎡、鉄筋コンクリート造りで延べ床面積は1200㎡。乾燥機や絞り機などの導入で、生産能力は旧工場の2倍となる1日2千着に向上した。スタッフは36人。
尾﨑社長は「コロナ禍で生産調整があったものの、来年1月からの回復を見込み設備投資を実施した。技術力とデザインの提案力を強みに、国内外に取引先を増やしていきたい」と話している。
同社は1983年8月設立。資本金1千万円。2021年8月期売上高は3億4千万円。従業員数36人。