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南区西長住2丁目に26店舗目の直営店を出店 益正グループ 初年度年商8000万円を目指す


 居酒屋レストランチェーン展開の株式会社益正グループ(福岡市中央区薬院三丁目、草野益次社長)は十月八日、同社二十六店舗目となる直営店を同市南区西長住二丁目に出店した。
 これは同地区の高い集客力を活用することで、認知度向上を図るもの。場所は県道555号沿い、上長尾交差点近く。店舗面積は二百七十四平方メートル。名称は「益正食堂・長住店」。座席数はカウンター五席、座敷三十六席、テーブル席四十八席の計八十九席。同社が掲げる「手作り料理の追求」から、従来の和洋中の一品料理八十品目ほか、九州各地の厳選食材を活用した自然食メニューを提供する。スタッフは岡野香店長ほか二十五人体制(社員二人)でスタートする。営業時間は昼の部が午前十一時から午後三時まで、午後の部が午後五時から同十一時まで。初年度年間売上目標は八千万円。同社では「九州各地の農家と契約して、直接仕入れた食材を中心に料理を提供するのは長住店が初めて。今後も農家との直接契約を拡大して、自然食にこだわった店舗づくりを推進していきたい」と話している。
 同社は一九九三年創業、九六年四月設立。資本金は一億九千四百五十二万円、従業員数は百十人、〇四年三月期の売上高は三十一億五千四百七十万円。

2004.10.12 発行 週刊経済より