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南区西長住の介護施設の運営を開始 フォスター


コンサルティングも

Webサイト制作やコンサルティングなどを手掛けるフォスター㈱(糸島市二丈福井、青木日吉社長)は8月1日、介護施設の運営を開始した。

知人からの紹介を受け、廃業を検討していた南区のデイサービスセンターの運営を引き継いだもの。施設名は「樹楽西長住」。場所は南区西長住2丁目、長住公民館西側。利用人数は1日10人、スタッフは4人。同日付でケアプランの作成サービスも実施しており、利用者の確保と施設の介護職員の採用を進めている。また、同社では以前より「フォスターケア」というサービス名で、福祉関連施設向けに使い捨ておしぼりのレンタル・販売をしていることから、今後は同サービスで培ったネットワークを生かし、引き継ぎの対象施設を増やすとともに、赤字経営に陥った施設のコンサルティングなども実施していく。青木社長は「福祉支援の活動をしている『NPO法人アーチリンク』の協賛会員であったことから、以前から高齢者から福祉や介護に関する相談をよく受けていた。新事業の開始を機に、そうした高齢者の悩みの解決に向け力を入れていくとともに、廃業寸前の介護施設を立ち直すことで、多くの介護スタッフや高齢者が快適に過ごせるよう環境を整えていきたい」と話している。

同社は2015年2月設立。資本金は1000万円で、従業員数は23人。

2017年8月8日発行