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南区西長住に持ち帰りの総菜店  エム綜合企画など3社    軟骨天ぷら味など「萬宝焼」4種販売


 販促企画・FC店企画運営の有限会社エム綜合企画(福岡市南区若久3丁目、国分孝徳社長)など3社は、1月末までに同市南区西長住2丁目に総菜のテイクアウト店をオープンする。2店舗目。
 場所は国道555号線沿いで長尾中入口交差点南側の焼き鳥店「とり太郎」内。同焼き鳥店が店舗に併設する約10平方mの焼き場スペースを活用する。商品はまんぼうの形をした同社主力の焼き菓子「萬宝焼」を総菜用に改良したもの。メニューは軟骨天ぷら味やポテトサラダ味など約4種類を開発中。同店は居酒屋併設店舗のため生地が米粉で中が総菜のスナック商品のみを販売する。営業時間は午前10時から午後9時の間で調整中。スタッフ数は2人。国分社長は「1号店は生地が小麦粉で中身が餡子などの焼き菓子系商品が主力だったが、今回の店舗はスナックメニューのみ。今後も環境に合わせた商品開発を進め菓子と総菜両方に対応できるブランドの確立を目指したい」と話している。同社は今後、ワゴン車でのデリバリー販売や北九州市などへの出店を計画している。
 同社は1986年設立。資本金は500万円。従業員数は2人。「萬宝焼」のFC展開は、同社を含め商品の焼き型を製造する株式会社ハヤシ(同市博多区榎田2丁目、林秀憲社長)と店舗・商品デザインを担当する良品工房株式会社(同市博多区博多駅前3丁目、重松克則社長)の3社で運営する。国分社長は福岡市南区出身、1966年10月19日生まれの43歳、趣味はゴルフ。