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南区清水2丁目にドローンスクール開校 東京のスカイロボット


県内2校目

産業用のドローン開発やスクールを運営する㈱スカイロボット(東京都中央区銀座1丁目、貝應大介社長)は11月9日、福岡市南区清水2丁目にドローン専用スクールを開校した。県内2校目。

同社は、ドローンの使用を検討する企業向けに操縦方法や基本知識を教える屋内スクールの全国展開を進めており、県内でも今年5月に東区和白3丁目に開設している。名称は「ドローンスクールジャパン福岡中央校」。場所は清水3丁目交差点北側で、既存倉庫1階を改修した。フロア面積は約130㎡で、そのうち50㎡を座学、基本操作を教える場、高さ約7mある80㎡のスペースは四方にネットを貼り、産業用ドローンに赤外線カメラを付けたり、カラーボールを発射させるなど高度な技術訓練をする場としている。

受講コースは未経験者向け「フライトコース」と、経験者を中心とした「ビジネスコース」に分け、それぞれ2日間開く。フライトコースは12万円(税別)で、主に「円移動」や「四角移動」など25種の基本動作を教え、うち20種以上の技能を取得するとドローンスクールジャパン認定資格「DS・J1つ星技能認定」が取得できる。ビジネスコースは20万円(税別)で、赤外線カメラを搭載し撮影やカラーボール発射など、高度技能20種を習得することが可能。うち15種以上取得すると同認定資格「DS・J2つ星技能認定」が取得できる。実技講習は1人につき受講生2人の少人数制。スタッフは3人の同校認定インストラクターが担う。時間帯はそれぞれ午前9時から午後5時まで。2日間で取得できなかった技は後日、60分1万円の「スキルアップコース」で訓練できる。福岡拠点の西山大介代表は「同校で初年度延べ300人を輩出することを目指す」と話している。

同社は2014年9月設立。資本金3億2657万円。従業員31人。国内で25校スクールを運営している。

2017年11月14日発行