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南区横手2丁目に3階建の複合型医療ビル   日本アールエムイー   6カ所で計画


 株式会社理創の関連会社で医療施設企画の株式会社日本アールエムイー(福岡市博多区博多東1丁目、宇野敦社長・株式会社理創常務)は、同市南区横手2丁目に3階建ての複合型医療ビル「メディカルスクエア井尻(仮称)」を建築する。着工予定は10月で完成予定は来年2月。
 土地オーナー向けに遊休地活用の一環として、自社企画の複合型医療施設を現在6カ所で進めており、今回その第1弾。場所は井尻六ツ角そばの大洋製器工業株式会社福岡営業所跡で、敷地面積756平方メートル、建築面積273平方メートル、延床面積610平方メートル。1階部分には薬局とクリニックのスペースでそれぞれ60平方メートルと150平方メートル。2、3階フロアはすべてクリニックスペースで145平方メートル。駐車場は19台。現在、入居クリニックを募集している。2007年3月までに3カ所の完成を目指す。
 またホームページも開設し、開業医向けのサポート情報などを掲載。今後は、医療施設に特化した不動産情報も発信していく。
 宇野社長は「昨年から企画を進め、今回、第1弾が決まった。今後も企画を進めながら、医療施設に特化し、不動産情報の発信、開業医のサポートを進めていく」と話している。
 同社は1983年8月設立、資本金は4,000万円。関連会社は株式会社理創、リソーネット有限会社。遊休地企画、オフィスビル仲介の株式会社理創が取引先であった不動産会社を昨年、M&Aし、医療施設の遊休地活用事業の専門会社に3月から組織変更した。
 宇野社長は熊本県出身、1969年生まれの36歳、龍谷短期大学仏教課卒、趣味は読書、ゴルフ、ウォーキング。