NEWS

南区井尻4丁目に壁タイルの展示ギャラリー 上村建陶


設立60周年を機に

タイルや湿式建材など建築用資材卸売の上村建陶㈱(福岡市博多区東比恵3丁目、上村彰社長)は4月24日、福岡市南区井尻4丁目に壁タイルや塗り材のサンプルを展示したギャラリーをオープンした。
設立60周年を記念するもの。名称は「シアゲ ギャラリー」。場所は国道3号沿い、「須玖北」交差点東側の店舗付き共同住宅「いわハウス」1階。フロア面積は約150㎡。同社が推奨するタイル約350枚、塗り材約100枚を展示。ターゲットはマンションや住宅リフォームを検討するエンドユーザーや設計業者など。スタッフはインテリアコーディネーターを含め当初4人。開館時間は平日が午前9時から午後5時まで。休館は土日祝日。上村社長は「さまざまなサンプルを実際に目と手で感じてほしい」と話している。
また、5月18、19日の2日間、福岡国際会議場で同社初の展示会「伝統そして未来展」を開催する。各メーカーの最新商品の展示や、造形作家や大学名誉教授を招いての講演会も予定している。
同社は1958年10月設立。資本金2000万円。従業員100人。17年8月期の売上高は45億円。上村社長は福岡市中央区唐人町出身。55年8月24日生まれの62歳。早稲田大学大学院理工学修了後、新日鉄住金にエンジニアとして13年勤め、04年に上村建陶の2代目社長に就任。

2018年5月15日発行