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南区の「花畑SC」を11億3,000万円で取得  福岡リート投資法人    マツキヨ、ボンラパスが入居


 福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、茶木正安執行役員)は、9月3日、同市南区花畑4丁目の商業施設「花畑SC」の不動産信託受益権を11億3,000万円で福岡地所株式会社から取得した。
 3月の「原サティ」に次ぐ今年2件目の物件取得。取得キャップレート(利回り)は6.3%。花畑SCは、同町の運転免許試験場南側に位置し、敷地面積約5,255平方m、延べ床面積約2,992平方m。今年7月にオープンし、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」と株式会社ハローデイ傘下の高級スーパー「ボンラパス」がテナントで入居している。福岡リート投資法人は、同施設のターゲット商圏における背後人口や競合店が少ないといった立地条件などを評価し取得に至ったとしている。同物件のプロパティ・マネジメント業務は福岡地所株式会社が担当する。
 福岡リート投資法人は、05年6月東証、福証に上場。今回の花畑SCの取得で取得価格の総額は13物件で約1,089億円。今後、取得総額1,600億円を目指す。