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協働ロボット用アームカバーを発売 Rocket Road


週刊経済2021年10月26日発行

防塵機能など施した全4タイプを展開

ロボット専用の服を企画、開発、製造するRocket Road㈱(福岡市城南区田島1丁目、泉幸典社長)は9月30日、協働ロボット用アームカバー「ロボユニカバーウェア」を発売した。
2019年にデンマークに拠点を置く協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット社から製造依頼を受け、約2年かけて開発した。協働ロボットは産業用ロボットと違い安全柵を囲んで設置する必要がなく、作業現場は組み立てや塗装、溶接など多岐にわたる。仕様はユニバーサルロボット社が販売する「eシリーズ」に準拠している。防塵、速乾、紫外線カット、耐塩素加工を施したベーシックモデルのほか、それぞれ制菌、耐熱、撥水・撥油機能を備えた全4タイプを展開。色は40種類以上から選択することができる。また、顧客の課題や作業内容に応じて、機能、色、柄を選択できるオーダーメイド受注にも対応する。価格は8万2500円~35万2千円(税込)。同日に開設した公式サイト「協働ロボット ROBO-UNI」で販売する。
泉社長は「人手不足解消を背景に、人と協力して働く協働ロボットの導入が加速している。従来主軸にしてきた、アイボやペッパーなどコミュニケーションロボット用のアパレルと並行して、市場規模を拡大していきたい」と話している。
同社は2016年12月設立。資本金520万円。決算期9月。従業員2人。