協会けんぽの「健康づくり優良事業所」ゴールド認定　佐藤

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週刊経済2022年10月18日発行

従業員の健康を意識した経営が評価

内装材卸売業の佐藤㈱（福岡市博多区那珂４丁目、佐藤栄治社長）は１０月１日、全国健康保険協会福岡支部の「健康づくり優良事業所」のゴールド認定を受けた。
同支部と県が共同で、優良な健康経営を実現している企業を評価し健康増進を促進するもの。認定を受けると、西日本シティ銀行の「３大疾病保障特約付住宅ローン」などの年金利の優遇やスポーツクラブの利用料割引など各種特典が受けられるほか、ロゴマークや認定証の提供により名刺や広告などに使用でき、優良企業としてＰＲに活用できる。今年度は６０９事業所が認定を受け、うち１０７事業所がゴールド認定となった。
佐藤は定期健診全員受診、健診後の治療、保険指導の推奨、管理医療機器、電気水素水整水器の全拠点への設置、長時間労働の抑制、有給休暇取得推奨、受動喫煙対策、仕事と育児、介護の両立支援など健康を意識した取り組みを実施。経済産業省と日本健康会議が共同運営する「健康経営優良法人２０２２」認定も受けており、同様の認定関連でダブル認定となった。同社では「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、心身ともに充実できる企業を目指していく」と話している。