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半透明マスクを開発  サラ


自社サイトで予約販売

アパレル製品の企画・製造、販売を手掛ける㈱サラ(那珂川市中原4丁目、迫田英敏社長)は新商品「空気が通る透明マスク」を開発、10月9日から予約販売を開始した。
水と空気の分子の大きさの違いを利用し、水(飛沫)は通さずに空気を通す半透明の特殊素材を使用したマスクで、実用新案出願済み。布地部分には吸水速乾・通気性のある素材・COOLMAXⓇを使用した。サイズは男女兼用のフリーサイズで、手洗いで繰り返し利用可能。半透明部分から口元が見えることが特徴で、一般ユーザーだけでなく飲食業や小売店、百貨店、ホテルなど接客業でのニーズを見込む。価格は1個1800円で、セット販売は個数によって価格が異なる。事業者向けの30個セットは単品と比較して20%割引の4万3200円、50個セットは25%割引の6万7500円(価格は税抜き)。自社サイトで予約を受け付け、10月20日頃から先着順で発送を開始する。発売から1年で10万個の販売を見込む。
迫田社長は「接客など、感染対策を取りながらも口元の動きが見えたほうが良いというニーズに応える。飛沫対策と呼吸の両立を可能にしたこれまでにない商品で、発売前から多くの問い合わせをいただいている」と話している。
同社は2003年7月設立。資本金は1千万円。

2020年10月13日発行