千早４丁目に７階建ての新病院を開院　福岡輝栄会病院

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６月２０日

医療法人輝栄会福岡輝栄会病院（福岡市東区千早５丁目、中村吉孝理事長）は６月２０日、現在工事中の同４丁目の新病院に全機能を移転し、開院する。

場所は千早中央公園隣。新病院は７階建てで延べ床面積は約１万４４９㎡。敷地面積は約５４００㎡。病床数は２５９床、外来診察室数は２０室。もともと建物の老朽化に伴い改装工事を予定していたが、地域医療構想の変化に対応しながらこれまで以上の地域貢献を目指すため、より幅広い診療と専門性の向上を目的に新築移転に切り替えた。１６年１２月に建設工事に着手、今年５月末の完成を予定している。隣には４階建てで９０台収容可能の自走式立体駐車場を建設中。

事務部の松田さんは「新病院は旧病院から徒歩１２分の距離で、千早駅からのアクセスも良い。総事業費は公開していないが、数十億円規模の一大事業として位置付けている」と話している。

同院は１９６１年１月、前身の中村小児科医院として設立。９７年４月に福岡輝栄会病院に名称変更した。一般病棟１５０床、回復期リハビリテーション病棟２８床、地域包括ケア病棟３６床、医療療養４５床の計２５９床。

2018年3月6日発行