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医療用画像管理ソフトの国内販売開始 ジウン


2月に第2種医療機器製造販売業を取得

医療機関向けシステム開発の㈱ジウン(福岡市東区多の津1丁目、神田文隆社長)は4月10日、国内向け医療用画像管理ソフトの販売を開始した。
これまでは米国など海外のみでの提供だったが、国内からの問い合わせが増えていることを受け、今年2月に第2種医療機器製造販売業の許可を申請、取得した。販売体制が整ったことからスタートした。製品名は「Sonic DICOM PACS MD(ソニック ダイコム パックス エムディー)」。同製品はCTやMRIなどの医療画像を受信・管理する専用サーバーと、それらの画像を閲覧する機能(DICOMビューアー)を合わせ持ったソフトウェアで構成し、医療用画像管理ソフトにありがちな操作の煩雑さを解消し、ガイダンスに沿うだけで簡単にセットアップできるのが特長。同社では「今後は多言語化も検討しており、国内外での販路拡大に力を入れていきたい」と話している。
同社は2000年7月設立。資本金1000万円、従業員数4人。

2018年4月24日、5月1日合併号