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医療機関向け「電話医療通訳サービス」を開始 ビーボーン


厚労省の選定事業

外国語の電話通訳、翻訳業の㈱ビーボーン(福岡市中央区大手門1丁目、鬼木敏之社長)は12月1日、医療機関向けに「電話医療通訳サービス」を開始した。

厚生労働省が公募していた補助金事業「医療機関における外国人患者受け入れ環境整備事業」(電話通訳サービス利用促進事業者)の事業者に選定された。来年3月31日までは通訳料を無料で実施する。近年国内全体で病院や医療機関に日本語が話せない外国人患者の来院が増えていることを背景に、主に、医療機関が同社のサービスに登録し、外国人患者や医療機関側が電話通訳を依頼したいときに専用ダイヤルにかけると、同社の多言語コールセンターが24時間体制で通訳対応する仕組み。対応言語は、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語のほか、インドネシア、ネパール、タガログ、ポルトガル、スペイン、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、マレー語の15言語。同社は「外国人患者の安心と、医療機関の診療体制のサポートにつなげる役割を担いたい」と話している。

2017年12月26日発行