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医療従事者に新型コロナワクチンの先行接種開始 久留米大学病院


週刊経済2021年3月23日発行

1日当たり260人程度に実施

久留米大学病院(久留米市旭町、志波直人病院長)は3月15日、同所の総合診療棟2階で新型コロナウイルス感染症ワクチンの先行接種を開始した。
新型コロナ感染症患者、および疑いのある患者に直接医療を提供する施設の医療従事者など国の接種計画第一グループに該当する病院関係者3〜4千人のうち、接種希望者に実施するもの。1日当たり260人程度にファイザー新型コロナワクチン「コミナティ筋注」を接種。3月中に1回目を完了し、4月中に2回目を実施する計画。同病院では「地域のワクチンの入荷、保管、配送拠点となっているため、他の医療機関への供給バランスを考慮しながら、当院での接種を進めたい」と話している。