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医療モール開設強化と薬局出店で増収増益 総合メディカル


医業支援部門で収益拡大

保険調剤薬局、医師の転職・開業支援などの総合メディカル㈱(福岡市中央区天神2丁目、坂本賢治社長)の17年9月中間期連結決算は、売上高が前期比16・0%増の664億9100万円、経常利益が同29・2%増の31億1800万円の増収増益となった。

医業支援部門では中期経営計画の目標に掲げる医療モール200件に向けて、首都圏の医療モール専任部門の強化や関西圏での専任部門新設のほか、医療モール開業支援Webサイトを開設。中間期末までの医療モール件数は80件となっている。その結果、医業支援部門の売上高は前期比9・2%増の126億2700万円、営業利益は約2倍の5億5200万円となった。

薬局部門ではM&Aによる5店も含めて15店舗を出店し、店舗数は687店に、また、健康相談会での実施や健康応援リーフレットを配布する健康サポート薬局の認定数は48店舗になった。昨年12月にM&Aしたみよの台薬局グループ(91店舗)が大きく貢献したため、薬局部門の売上高は同17・9増の533億8900万円、営業利益は同16・1%増の28億8100万円となっている。その他の部門では売上高が同3・6%増の4億7400万円、営業損失1200万円で前年から2600万円改善した。

通期は売上高が同10・9%増の1355億6600万円、経常利益は同8・9%増の70億1600万円の増収増益を見込んでいる。

2017年11月28日発行