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医学生専用の学習支援クラウドサービス メドメイン
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同社初のサービス展開
医療ソフトウェアやクラウドサービスのメドメイン㈱(福岡市中央区荒戸1丁目、飯塚統社長)は5月7日、医学生専用クラウドサービス「Medteria(メドテリア)」をリリースした。
医学部生専用のクラウドサービスで、膨大な量の勉強が求められる医学生の学習をWebサービスの観点から支援し、より効率的な学習の実現を目標に開発したもので、同社では第一弾となるサービス。ネットワーク上で試験内容や学習に関する資料などの情報を共有、整理、蓄積することができ、画像だけでなくPDFファイルや動画などを無制限容量でアップロード可能。登録料などかからず、医学部生1人ひとつのアカウントを発行するため安心して利用できる。
現在は九州大学や熊本大学、鹿児島大学、広島大学など8校ほどが登録済み。今後は国立大学だけでなく全国の医学部への導入を目指すとともに。年内にはタイやフィンランドなど海外にも展開する計画。飯塚社長は「大学単位でクラウドを共有できるため、700人~800人がアクセスできる。将来は医学のエコシステムを作っていきたい」と話している。現在、病理画像診断ソフトも開発中。
九州大学医学部生を中心となり組織した同社は2018年1月設立。資本金1200万円。決算期12月末。従業員23人(スタッフ含む)。医学部生たちが経験や知識を生かし事業を展開している。飯塚社長は東京都新宿区出身。1991年7月30日生まれの26歳。九州大学医学部4年生(在学中)。趣味は馬術。
2018年6月19日発行