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北海道苫小牧市の産廃処理会社を子会社化  サニックスエナジー    19億4000万円で全株取得


 環境衛生業の株式会社サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政伸一社長)の子会社で、北海道の廃棄プラスチック発電事業を手掛ける株式会社サニックスエナジー(北海道苫小牧市、大園右文社長)は、10月30日、同市の産業廃棄物最終処理場運営・株式会社C&Rと同施設を保有する株式会社ホクハイの全株式を取得する。
 両社を子会社とすることで、グループ内で廃プラ焼却灰を最終処分までしてコスト削減を図るとともに、産業廃棄物受け入れによる新たな収益の確保を目指す。取得金額は19億4000万円で10月1日に譲渡契約を結んだ。両者の従業員は継続して雇用する。ホクハイ(植村憲重社長)は1971年10月設立、資本金2000万円、従業員数は4人、09年3月期の売上高は5億7500万円。C&R(金川勉社長)は02年4月設立、資本金2000万円、従業員数24人、09年3月期の売上高は10億8400万円。サニックスエナジーは01年10月設立、03年苫小牧発電所操業開始、資本金3億5000万円、従業員数43人。