北九州銀行の寄付型私募債発行 　オークス建設

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発行額は１億円

総合建設業の㈱オークス建設（福岡市博多区山王２丁目、森春義社長）は７月３１日、北九州銀行保証付き寄付型私募債１億円を発行した。同社が私募債を発行するのは初。期間は７年。
同私募債は、北九州銀行を引受先とする無担保社債で、企業が指定した地方公共団体や学校、社会福祉法人などに寄付することになっている。寄贈先は、同社が増築工事を手掛けた縁から今宿小学校で、机や椅子などの購入に充てられる。調達資金は長期運転資金に充てるという。
森社長は「コロナの影響で世の中が大きく変わろうとしている。テレワークへの対応や新しい営業手法の整備に向け、資金確保すべきとの考えで発行に至った」と話している。
森社長は熊本県出身。１９４８年４月１１日生まれの７２歳。熊本工業高校卒。趣味はゴルフ、釣り。
同社は下関市の安成工務店グループで、１９７３年１月設立。資本金５千万円。売上高２５億円（２０１９年１２月期）。従業員数３０人。

2020年9月29日発行