北九州興産に株式再投資　大阪中小企業投資育成

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週刊経済2022年7月26日発行

投資額は６６０万円

投資、成長支援事業の大阪中小企業投資育成㈱（大阪市北区中之島３丁目、小林利典社長）は６月２７日、配電盤資材卸の北九州興産㈱（北九州市小倉北区貴船町、小原敬介社長）に６６０万円の株式再投資を実施した。
北九州興産は１９６３年創業、６４年９月設立。資本金２千万円。従業員１７人。配電盤資材に特化した電設資材卸で、生産工場やプラントメーカー向けに設備機器販売も手掛ける。安川電機グループを主要顧客としているほか、福岡県下を中心に配電盤メーカー向けに営業基盤を構築している。初回の投資は１５年１２月、今回で２回目となる。
大阪中小企業投資育成は１９６３年１１月設立、資本金６８億２２００万円。中小企業投資育成株式会社法に基づいて設立された公的な投資育成機関で、事業の成長発展見込みがあり、経営基盤の強化などに取り組んでいる企業を選定基準としている。福井、滋賀、奈良、和歌山以西の２４府県を営業エリアとしており、九州支社（福岡市中央区天神１丁目、濱田志郎支社長）は９２年４月に九州事務所として開設、２００６年、支社に昇格した。