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北九州空港移転跡地に自動車部品工場  愛知県のサカエ理研工業    52億円かけ、来年3月完成


 自動車部品製造のサカエ理研工業株式会社(愛知県清須市、岡野剛久社長)は、総投資額52億円をかけ、北九州市小倉南区曽根の北九州空港移転跡地産業団地(仮称)に、九州工場を建設している。来年3月完成、6月頃に稼働する計画。
 北九州空港移転跡地産業団地に進出するのは同社が初めて。自動車メーカー各工場への交通アクセスがいいことなどから、進出した。敷地面積は約6万平方m。工場は一部2階建てで、延床面積は2万8636平方m。生産品目はラジエーターグリルなど外装樹脂部品、ドアミラーなど機能部品。初年度生産目標額などは公表してない。従業員は約150人を予定している。同社は1964年12月設立、資本金は3億3600万円。従業員は1154人(08年4月)。08年9月期売上高は364億円。