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北九州空港に国際貨物定期便 東京のユーピーエス・ジャパン


週刊経済2023年1月17日発行

深圳―関西空港経由便で週5便

ユーピーエス・ジャパン㈱(東京都港区、西原哲夫社長)は2月20日から、北九州空港へ深圳―関西空港間の国際貨物定期便の経由便を運航する。同社は、アメリカを拠点に、アジア域内では中国・深圳国際空港をハブ空港として世界各地に路線を運航している。国内では、成田国際空港と関西国際空港に就航中で、北九州空港の就航は初めて。
定期便は月曜から金曜日の週5便で、関西空港―北九州空港間を運航する。運航スケジュールは関西国際空港から北九州空港に午前10時35分到着、午後8時10分出発。使用機材はボーイング767-300ERF型機で、最大貨物搭載重量は約50トン。
西原哲夫社長は「今回の就航で、ECおよび半導体関連企業を中心に高まる国際輸送需要に応えていきたい。世界最大の国際小口貨物輸送会社である当社は、北九州空港に定期便を就航することで九州地方のさらなる経済発展と産業活性化に貢献できると確信している」と話している。同社は、国際輸送サービスを展開するユナイテッド・パーセル・サービス(=UPS=アメリカ)の日本法人。小口貨物からフレートまでの国際輸送サービスをはじめ、在庫管理や流通加工などのロジティクスサービスなどを世界220以上の国や地域で提供している。