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北九州戸畑区に人材採用拠点開設  東京都のTMJ    来年3月末めどに2000人体制へ


 コールセンターやバックオフィス(事務処理センター)の構築、運営受託の株式会社TMJ(東京都新宿区、丸山英毅社長)は11月9日、北九州市戸畑区汐井町に人材採用拠点を開設した。
 名称は「TMJジョブ・コンシェルジュ・センター」。2002年に開設したコールセンター「TMJ北九州センター」内に専門の採用拠点を設けることで、求職者との質の高い面談を可能とし、有能な人材の確保を通じて地元雇用の創出と採用力のさらなる強化につなげる。場所はJR戸畑駅西側の複合施設「ウェルとばた」2階。事務所面積は152平方m。同センターでは業務の説明やカウンセリング、コールセンターで実際に使用する研修ツールなどを用いた疑似体験が可能。そのほか求職者のキャリアプランや働き方の相談などにも応じる。
 現在、TMJ北九州センターの従業員は1200人だが、来年3月末めどに2000人の体制を目指す。同社では「就職や転職に役立つビジネスセミナーの開催や北九州市・現地ハローワークとの連携で地域人材活性へ貢献していきたい」と話している。
 同社はベネッセコーポレーション「進研ゼミ」のインハウスセンターが分社化し、1992年4月に設立。資本金は3億円で、株式会社ベネッセホールディングスが60%、丸紅株式会社が40%を出資。事業内容は企業のコンタクトセンターの設計、運営から調査や分析、人材派遣、人材育成などのサービスを提供。