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北九州市門司区にIT技術活用の宿泊施設 リクリエ


2棟同時オープン

ホテルの企画や民泊運営・管理代行業の㈱リクリエ(福岡市博多区博多駅前4丁目、中西孝行社長)は3月1日、北九州市門司区にITを活用した宿泊施設を2棟同時オープンした。全国34、35棟目。
インバウンド観光客の利用が多い門司エリアで宿泊ニーズを取り込む。名称は「グランドベース門司 和(なごみ)」と「グランドベース門司港駅前」。「和(なごみ)」は場所が門司区錦町の門司青海小学校北側で、道路を挟んで向かいに門司港駅前が立地する。建物は重量鉄骨造りの3階建てで、客室は8人部屋を1室、4人部屋を7室の計8室用意している。
「門司港駅前」の建物は重量鉄骨造りの3階建てで、客室は5人部屋を3室、4人部屋を2室、3人部屋1室の計6室用意している。両棟ともに常駐のフロントスタッフはおらず、宿泊客はフロントに設置されたタブレットで自動チェックインし、入室時はスマートロックに暗証番号の入力で開錠する。また、客室には高速無線Wi―Fiや4カ国語対応のタブレット端末なども完備している。
同社は2016年2月設立。資本金2000万円、従業員18人。17年7月に積水ハウスと「最先端のIT技術を駆使した宿泊施設」に関する包括業務提携を締結。2020年内に西日本エリアでIT活用の宿泊施設・スマートホテルを全国50棟展開する計画を立てている。

2020年3月24日発行