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北九州市門司区に複合商業施設が来春オープン 東京都のアーク・ルネッサンス 総事業費は25億円
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商業施設デベロッパーの株式会社アーク・ルネッサンス(東京都文京区、榊耕二社長)は、北九州市門司区大里本町の旧サッポロビール九州工場跡地に大型商業施設をオープンする。名称は「キャズム門司」。着工は九月を予定しており、開業予定は来年春。総事業費は二十五億円。
場所は、北九州市大里本町土地区画整理事業区内の沿道型・商業施設ゾーン内、国道199号沿い。敷地面積は五万六千二百平方メートル、建物は一部二階建ての延床面積約九千四百平方メートル。一階に飲食店七店と物販店六店の十四のテナントが入居し、屋上に子供向け遊具を揃えたプレイパークとフットサルコート二面を設ける。一階の飲食店は洋風レストラン、回転寿司、焼肉などで、計約千六百十七平方メートル。物販店は地元産の魚を販売する魚市場、地元特産品店、焼酎専門店などで、計三千四百六十五平方メートル。また国道199号を挟んで、関門海峡を見渡せる結婚式場とイタリアンレストランを設ける予定にしている。
駐車場は大型バス五台、一般車五百七十台。年商目標は二十億円で、集客目標は約百八十万人を見込んでいる。施設の運営は株式会社キャズム門司開発、テナントリーシングは株式会社オージーエムコンサルティングがそれぞれ担当する。
同社は「ゆとりある生活と遊と食の融合をコンセプトにしており、飲食店と物販店舗、アミューズメント施設とのコラボレーションによって県内外からも集客できる魅力的な施設にしていきたい」と話している。
アーク・ルネッサンスは二〇〇二年十月設立、資本金は五千万円。
2005.07.20発行の速報誌『週刊経済』より