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北九州市横代北町に障がい者用のモデルハウス 神崎工務店


2棟目を福岡市に計画

障がい者向けの住宅設計、施工を手掛ける㈱神崎工務店(北九州市小倉南区湯川5丁目、神崎嘉博社長)は7月をめどに、北九州市横代北町3丁目にモデルハウスを初オープンする。
2000年から障がい者向けの住宅設計施工に着手しており、名称は「welcasa 横代北町(仮称)」で今後同ブランドでの展開を進めていく。場所は市立横代中から200m西側。敷地面積115㎡、建物は木造2階建て延べ床面積82㎡。間取りは3LDKで、3~4人のファミリー用を想定している。段差のない玄関口を設けるほか、1階はリビングルームやトイレ、洗面室、浴室など。トイレや洗面室の床材に防水加工をするほか、浴室は約5㎡のスペース確保など、障がい者が暮らしやすい住空間を重視したという。モデルハウスとして使用後、賃貸する計画もある。神崎社長は「当モデルハウスは長期優良住宅。2棟目は福岡市内に来年オープンを目指す」と話している。
同社は1966年4月創業。82年12月設立。資本金1000万円。住宅リフォームのほか、障がい者に特化した住宅設計、施工を手掛けており、年間3棟ぺースで着手している。昨年1月に福岡営業所(福岡市南区花畑1丁目)を開設。2020年2月期の売上高見込みは1億7000万円。
神崎社長は長崎県壱岐市出身。1960年4月29日生まれの59歳。西日本工業大学建築学科卒。趣味はオーディオ。

2020年2月18日発行