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北九州市小倉北区浅野2丁目に本社移転 アンサーホールディングス


利便性向上、採用強化図る

総合不動産業の㈱アンサー倶楽部を中核事業会社とする㈱アンサーホールディングス(三谷俊介社長)は5月12日、本社を北九州市小倉北区堺町1丁目から同区浅野2丁目に移転した。
利便性向上と採用強化が狙い。場所はJR小倉駅北東側、浅野一丁目交差点角地。今春完成した賃貸マンションと事務所から成る自社ビル「アクシオ北九州」2階。事務所面積は306㎡で従来の約1・4倍。マーケティング部、総務部、経理部、人事部で構成し、社員のほか内定者や学生の勉強スペースとして活用する「スタディラウンジ」を設けた。スタッフ数は20人。また、3階には最大100人収容の会議室・セミナールーム(211㎡)を置く。今後は1階に仲介店舗の「アンサー倶楽部小倉北店」(6人体制で7月オープン予定)と「リノベーションスタジオ(仮)」(オープン未定)を計画している。前田啓美常務は「北九州の玄関口である小倉駅前という好立地を生かして、他市、他県への事業展開を積極化し、暮らしに関する情報発信の中心的存在を目指す。また、人材採用、育成、働きやすい職場環境づくりに社員の声を入れながらさらなる会社成長へ努めていく」と話している。
同社は2016年6月設立。資本金1億円。中核企業のアンサー倶楽部は00年6月設立。資本金1000万円。従業員80人。2017年6月期売上高は6億円。三谷社長は北九州市小倉北区出身。1963年9月20日生まれの54歳。常磐高校卒。趣味はゴルフ。

2018年5月29日発行