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北九州市小倉北区に新業態の和食レストラン   ロイヤル九州   ロイヤル既存店を業態転換し


 九州、山口地区でレストラン事業を展開するロイヤル九州株式会社(福岡市博多区那珂3丁目、佐々木徳久社長)は3月17日、2,500万円をかけ北九州市小倉北区霧ヶ丘3丁目に新業態の和食レストラン「はなび霧ヶ丘店」をオープンした。
 これは既存店舗の活性化を目的に、「ロイヤル霧ヶ丘店」から業態転換したもの。すでに同社は「いねや」の屋号で福岡市と鹿児島市に和食レストランを1店舗ずつ出店しているが、同店舗がアルコールを充実させたメニュー構成であるのに対し、「はなび」は低価格うどんや豚しゃぶの食べ放題など、幅広い層を意識した商品構成とすることで差別化を図っている。
 場所は国道10号沿いの北九州日産モーター小倉霧ヶ丘店隣。店舗面積は351平方メートルで座席数は112席。主な商品は「まる天うどん」(480円)、「はなび花籠膳」(1,880円)、「松花堂弁当」(1,580円)、「豚しゃぶ食べ放題」(2,480円)などで、客単価はランチ1,000円、ディナー1,300円としている。営業時間は午前11時から午後11時まで。
 同社では昨年7月にロイヤルグループの持株会社制移行に伴う分社独立以降、多様化する顧客ニーズ、および外食業界を取り巻く外部環境の変化に対応するため、新たな地域戦略として既存のロイヤルホストの業態転換を遂行。これまでロードサイド型店舗を中心に数店舗を焼肉レストランへ移行させており、今後も業態転換を積極的に進め新たな収益基盤の確立を目指していく。
 同社は持株会社ロイヤルホールディングス株式会社(同所、今井明夫社長)100%の地域子会社として、2005年7月に設立。資本金は1億円、現在九州・山口地区でロイヤルホストや専門店を含め約60店舗を管轄する。