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北九州市小倉北体育館東側に小倉本店を移転 木下写場


週刊経済2023年3月21日発行

創業100周年事業の一環

フォトスタジオ「アトリエ木下」を運営する㈱木下写場(北九州市小倉北区、木下雅文社長)は3月9日、同区魚町の小倉本店を同区熊本1丁目に移転した。
創業100周年(創業1923年)事業の一環で、1972年に新築した小倉本店の老朽化に対応した。場所は北九州市小倉北体育館東側で、同所にあった3階建てクリニックを改装した。延べ床面積は627㎡で、1階は12台を収容可能な駐車場、2階は受付ロビーをはじめ、和・洋装のキッズ用や振り袖、ウェディングの衣装を置く衣裳室・着付け室(各3室)、メイク室を併設した。3階はスタジオで、自然光を生かした撮影ができるスタジオが2室、アンティーク家具などを置いたスタジオ1室、同社の店舗初となる和装スタジオを備えた。店長には髙橋正義取締役が就いた。スタッフは店長以下11人(アルバイト含)。営業時間は午前10時~午後6時まで。髙橋取締役兼店長は「北九州は創業地。プレッシャーはあるが、移転を弾みにアトリエ木下の認知度向上に努めていけたら」と話している。
同社は1923年創業。資本金2千万円。従業員200人(アルバイト、パート含)。九州エリアや関東エリアで写真スタジオ「アトリエ木下」を計16店舗運営している。七五三やお宮参り、成人式や結婚式などの記念写真を撮影するほか、衣装選びのサポート、着付けやヘアメイクを手掛ける。