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北九州市内3棟の信託受益権を取得 東京のジャパン・リート・アドバイザーズ


166億円で

資産運用会社のジャパン・リート・アドバイザーズ㈱(東京都港区虎ノ門4丁目、吉田郁夫社長)は1月26日、賃貸不動産仲介・管理業のAPAMAN㈱(アパマン、東京都千代田区、大村浩次社長)が固定資産として所有する北九州市内計3棟のビルの信託受益権を取得した。

取得した物件はJR小倉駅そばにあるリーガロイヤルホテル小倉(同市小倉北区浅野2丁目)と、商業施設・あるあるCity(同所)が入る建物で、ホテル棟、商業棟1号館、同2号館の3棟。敷地面積計2万2800㎡、延べ床面積約11万4100㎡分を166億円で取得した。同投資法人が算出した取得時から1年間の想定NOI(純利益)利回りは6・5%。取得時から1年間の想定償却利回りは4・8%としている。信託契約期間は取得日から10年間、28年1月末日まで。ホテルを含めた計28テナントが現在入居しており、継続してAPAMAN側は継続賃貸する。ホテル、商業施設の運営事業主の変更はしていない。

同社は不動産投資信託会社・ユナイテッド・アーバン投資法人の資産運用委託会社として2001年12月設立。資本金4億2500万円。

2018年2月6日発行