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北九州市八幡西区に妊婦や産後母のケア事業所 NPO法人にこり
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週刊経済2021年1月26日発行
「産前産後ケアステーション にこり」
小児専門の訪問看護、デイサービスなどのNPO法人にこり(遠賀郡岡垣町野間3丁目、松丸実奈理事長)は1月8日、北九州市八幡西区則松7丁目に妊婦や出産後の母親の相談受付や交流の場を提供する事業所をオープンした。
名称は「産前産後ケアステーション にこり」。子ども専門の訪問看護事業やデイサービス事業を展開する中で、子育てについて周囲に相談できず孤独を抱える母親が多いという現状に触れ、そういった母親が気軽に相談、交流ができる拠点としての役割を果たす。助産師や看護師、保育士、栄養士などが駐在しており離乳食相談をはじめ、別途料金で「おっぱいマッサージ」、「ベビーマッサージ」なども受けられる。母親の入浴や休息、赤ちゃんの沐浴なども可能。3月末までは指定日のみ開所し、4月からは平日は毎日開所する予定。時間は午前10時〜午後3時までで、利用料は3時間3千円。また、4月までに北九州市に託児申請をする予定で、完了次第3歳児未満を先着3人まで1時間1千円で預かるサービスも開始する。松丸理事長は「孤独を抱える母親たちの心の拠り所となり、サポートしていきたい」と話している。