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北九州市の電気通信工事業者を子会社化 ケイ・テクノス


週刊経済2021年4月20日発行

通信インフラ事業の拡大目的に

協和エクシオグループで電気通信設備工事の㈱ケイ・テクノス(福岡市南区那の川1丁目、林田修社長)は4月1日、電気通信工事の西日本電話工事㈱(北九州市戸畑区東大谷1丁目、髙田敏幸社長)の発行済み全株式20万株を取得し子会社化した。
ケイ・テクノスは電気通信設備のほかに土木・舗装工事や電気空調工事などを展開しており、今回通信インフラ事業拡大のため、施工から保守までをワンストップで手掛ける西日本電話工事を買収した。今後は技術力を融合させ、人材やノウハウの共有、リソースの最適化を図っていく。西日本電話工事は1950年2月設立。資本金1千万円。従業員数25人。
林田社長は「もともと西日本電話工事は協力会社であり、信頼関係を築いてきた。技術者を確保していき、これまで対応できなかった案件も総合的に取り込んでいく」と話している。
ケイ・テクノスは東証一部上場の㈱協和エクシオの100%出資で、1973年設立、1982年12月創業。資本金5千万円。従業員は72人。2021年3月期の売上高見込みは30億円。