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北九州市の門司競輪場跡地に15階建てマンション 第一交通産業


週刊経済2022年7月5日発行

完成は24年2月

第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は、同市門司区不老町1丁目の門司競輪場跡地の再整備地域に15階建て分譲マンションを建設している。
場所はJR鹿児島本線・門司駅の南東側、「ダイレックス門司大里店」南東側の隣接地。敷地面積は3330㎡で、延べ床面積は8155㎡。間取りは2LDK~4LDKのファミリータイプで、総戸数は88戸。専有面積は58㎡~87㎡。駐車場は屋内の分譲駐車場14区画を含む91区画で、すべて平置き。来客用兼電気自動車充電用スペースも備えている。名称は「グランドパレス門司大里ヒルズ」。完成は2024年2月で、入居開始は3月。
数回に分けて分譲し、6月11日から第1期分として23戸の分譲を開始した。間取りは2LDK~4LDKで、専有面積は58㎡~87㎡。価格帯は2310万円~3980万円。最多価格帯は3700万円台、3800万円台、3900万円台が3戸ずつ。マンションギャラリーは、現地南側の同町2丁目の「サンレー門司紫雲閣」北側隣接地に置いている。
同地域では、約4・8ヘクタールの競輪場跡地を「モデルプロジェクト再配置計画(大里地域)」として公園やスポーツ施設、住宅、商業施設などの再整備を進めている。このうち東側の約1・35ヘクタールの居住ゾーンについては、公募型プロポーザル方式で選定。2020年に同社と関連会社の第一ホーム㈱が選定を受け、共同住宅と戸建て住宅の開発を進めている。