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北九州市の社会福祉法人など3団体表彰 第一交通産業創業者黒土始基金
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週刊経済2024年9月11日発行号
各団体に100万円贈呈
一般財団法人第一交通産業黒土始基金(事務局・北九州市小倉北区馬借2丁目、代表理事・田中亮一郎第一交通産業㈱社長)は8月28日、社会貢献活動に取り組む3団体を表彰した。
2022年8月に大手タクシー会社、第一交通産業創業者の故黒土始氏が2億円の私財を投じて設立した同基金2回目の授賞式。理事などから推薦された地域経済の持続的な発展に向けた活動や、地域福祉の向上に寄与する取り組みを続けた全国の中小企業・団体から3社を選出した。受賞したのは、全国初の全寮制養護学校を設立するなど障がい者支援の取り組みを長年に渡り実践してきた社会福祉法人あすなろ学園(同市小倉南区、大友征子理事長)、産学官民連携のエリアマネジメント団体を立ち上げ、環境美化や歴史的資源の活用など地域の魅力向上に貢献した八幡駅前開発㈱(北九州市八幡東区西本町4丁目、井上龍子社長)、「木部灰汁洗い」という特殊で伝統的な技術で神社仏閣の再生に携わる㈱美装管理(大分県別府市、髙野浩子社長)の3団体で、それぞれ100万円が贈呈された。また、7月19日には、交通遺児への継続的な支援活動などを評価し、公益財団法人沖縄県交通遺児育成会に同基金の特別賞が贈られた。