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北九州市の寿陽建設の私募債を受託 福岡中央銀行
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週刊経済2022年10月18日発行
収益の一部をSDGsに貢献する団体等へ寄付
㈱福岡中央銀行(福岡市中央区大名2丁目、荒木英二頭取)は9月30日、交通安全施設、舗装工事の㈱寿陽建設(北九州市小倉南区下貫1丁目、近藤幸穂社長)が発行した福中銀SDGs私募債(よか未来の応援債)を受託した。
「よか未来の応援債」は、受託する同行が私募債発行に伴う収益の一部をSDGsに関する団体などへ寄付する銀行保証付私募債。同行では昨年11月から取り扱いを開始、これまで12社の私募債を受託した。今回、寿陽建設が発行した私募債の発行額は5千万円、期間は3年間。福岡中央銀行では「今後も地域のお客さまとともにSDGsへの取り組みを推進し、持続可能な社会づくりに貢献していきたい」としている。
寿陽建設は1984年11月設立。資本金は3千万円。道路舗装、ガードレール工事等交通安全工事を中心に年間700件以上の工事実績がある。公共関連の受注は約7割を占めており、SDGsなどの社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。従業員数は約40人(グループ会社含む)。同社では「民間工事から公共工事まで幅広く対応し、『人と生活・人と安全を結ぶ』企業として社会に貢献していきたい」としている。