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北九州市の奨学金返還対象事業に認定 ディジテック


北九州方面の新卒採用強化

システム開発の㈱ディジテック(福岡市博多区博多駅前3丁目、今村健司社長)は7月18日、北九州市が実施する奨学金返還事業の対象企業に認定された。

北九州市では、貸与型奨学金を利用した学生が市の認定する企業などへ就職し市内に居住した場合、入社後2〜4年目の3年間で最大54万円を補助する事業を実施しており、同社では初の認定となる。同社は地図システムの受注開発など、北九州事業所(北九州市戸畑区中原新町)での事業ボリュームが大きく、配置人数も本社20人、北九州30人とウエイトが大きい。3〜4年前から新卒試採用を実施しており、認定を受けることで北九州での新卒採用を強化する。今春の内定者は3人で、来春は中途を含め5人を採用する計画。今村社長は「博多に若手人材が集中し、北九州での採用が難しくなってきている。当社にとっても、内定者にとっても有難い制度」と話している。

同社は1996年1月設立。資本金1000万円。2016年12月期の売上高は5億2100万円。従業員52人。

2017年8月22日発行