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北九州市のさらなる進化に向け1400人が出席    北九州商工会議所 モノづくり以外の強みもアピール


 北九州商工会議所(利島康司会頭)と北九州貿易協会(田坂良昭会長)合同の新年賀詞交歓会が1月6日、北九州市小倉北区のステーションホテル小倉であり、昨年並みの約1400人が出席した。
 利島会頭があいさつし、「これだけの方に出席いただけるということは、世の中の見通しが明るい証拠だと思う」と多くの出席者を前に感謝を述べるとともに、「北九州はここ1、2年で大きく変わりつつある。16年はサミットの第2会議やガールズコレクションの開催が行われるなど、今までになかった動きが見られた。今年も、市民、行政、企業が一体となり、モノづくり以外でも北九州の良さや強みを発信していきたい」と新年の抱負を述べた。そして「そのために、「きょういく」と「きょうよう」をテーマとした1年にする。これらは一般的な意味だけでなく、行きたいところに“今日、行く”ことや街に繰り出す機会を増やすため、“今日、用事がある”という状況を積極的に創っていくことを表している」と呼びかけた。
 その後、来賓のあいさつで高橋直人九州経済産業局長に続き、小川県知事が「昨年はG7のエネルギー大臣会合や国際会議などが開催され、北九州の魅力をおおいに発揮し、アピールできた年だった。また東九州自動車道の北九州市~宮崎市の全線開通や北九州空港の利用促進強化の成果として韓国のLCC・ジンエアーが新規就航したことは、北九州市の交通ネットワークを強化する大きな出来事となった」と1年間を振り返った。そして「今年は酉年。福岡県の重要都市として位置づけられる北九州市の皆さまが大いにはばたき、活躍される1年となることを望んでいる」と激励。その後、北橋健治北九州市長の乾杯で祝宴に移った。